2026ジェンダー平等リーダーセミナー 開催

連合高知は8月22日、「2026ジェンダー平等リーダーセミナー」を三翠園において開催した。このセミナーには、連合高知執行部役員をはじめ青年・女性委員会委員を含む15産別1地域協議会から56名が参加した。

今年のリーダーセミナーは、「女性の役員(組合員)が増えたらどういうメリットがあるか」、そのためには“なぜ職場でジェンダー平等を取り組む必要があるのか”、“労働組合でできること”など、組織全体で

理解を深めること。また、そのためには、組織拡大の重要性についても共有をはかり、一人ひとりの意識改革を求めることを目的に開催した。

講師には、芳野友子連合会長をお招きし「ジェンダー平等・多様性の推進をすべての運動の中心に」と題して講演を受けた。また、河野広宣連合総合組織局長からは、「連合が取り組む組織拡大について」課題提起があった。

芳野会長は、各指標からみる日本の女性活躍を巡る状況から「企業においても、女性たちは新たな付加価値を生み出している!しかし、未だ“女性にのみお茶くみや雑用を頼む”、“電話取り、お土産配り”など職場の『名もなき雑用』は圧倒的に女性が多い。連合は、政府の各種会議においても女性活躍推進に向けて、職場・地域・家庭における性別役割り分業意識が社会や経済に及ぼす影響などについても訴え続けている」とした。そして、「共働き世帯が片働き世帯の3倍に達している今、まずは、世帯単位から個人単位に変えていくことが重要であり、

働き方も共働き世代を中心に変えていく必要がある。女性にとって働きやすい職場は、男性にとっても働きやすい職場だ」と述べた。その上で、「まずは私たち労働組合が先に進んで、女性が活躍する場を設け企業にも訴えていく必要性がある。そのためにも、ジェンダーの視点で組織拡大を行い、仲間を増やし、女性の力で社会を変えていこう」と力強いメッセージが送られた。

河野総合局長からは、労働組合員数の推移と連合の現状にふれ、「組合に女性の専従者が増えることの最大の意味は『組合運動のイメージ刷新』、『女性政策が増えること』である。そして、それ以上に、『男性・正規・長時間働ける人』を前提とした組織から、多様な働き方・生活を持つ人が参加できる組織へ転換する契機になる。女性専従者があたりまえの世界になるよう、ともに頑張ろう」と述べた。

講演終了後には、参加者から自単組や職場の現状報告、悩みなども出され、芳野会長からは叱咤激励を受け、和やかな雰囲気の中セミナー全体を終了した。