2024年06月11日(火) [ニュース]
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連合高知ジェンダー平等推進委員会は6月7日、2021年以降実施ができていなかった産別・単組訪問をこうち勤労センターで行った。この訪問は今年度第1弾となるもので、「電機連合・エムセテック労組」の三役の皆さんと、推進委員・事務局6名が意見交換した。
今年は、「連合高知ジェンダー平等推進計画フェーズ1」の最終年度にあたることから、各産別・単組の女性参画状況、男性の育児休暇の状況、青年女性の取り組みなど、様々な課題や進捗状況をヒアリングし、フェーズ2の参考にすることを目的としている。
エムセテック労組からは、女性が全組合員の10%程度と圧倒的に少なく、組合活動に女性の参画ができていないことなどの課題が出された。職場環境においては、「女性の半数程は、役職がある」、「男性組合員の育児休暇については、1ヵ月程度の取得者が多いなかで、1年間取得した者もいる」などの好事例報告もあった。
参加した委員からは、女性組合員の参画きっかけづくりとして、「まずは、女性だけの集まり(ランチミーティングやお茶会など)を開催してみてはどうか」、「ダメもとで、組合が行う行事などは、全員に声掛けを行うことも大事」、「リーダー的な方を巻き込んで、女性のネットワークを活用する」など、自組織の事例紹介などもあわせて意見が出された。出された取り組みについて、エムセテック労組からは「女性組合員が少ないので、思いもつかなかった」と気付きの声もあった。
事務局からは、連合高知が主催する女性の集まりなどにも複数で参加をしていただくようお願いをし、あわせて、連合高知女性委員会からも積極的に情報交換をする場を設けていくこととした。
今回の意見交換では、各組織の現場での取り組みや、女性の参画に向けた情報共有も含め、生の声を聞くことができ、有意義な意見交換となった。
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