女性委員会第35回総会/青年委員会2026年総会 その1

連合高知青年・女性委員会は、女性委員会38名、青年委員会44名参加のもと、12月13日(土)9:30から高知共済会館において、総会を開催した。 今年度の総会も例年通り、開会から来賓あいさつまでを両委員会合同で行ない、その後分かれて各総会を行った。

開会にあたり、主催者を代表して楠瀨女性委員長からは、今年は戦後80年の節目にあたることから、「私たちは、戦時中に起こったことを理解するためにも、加害の歴史についても学ばなければいけない。そして二度と惨禍を繰り返さぬために、次世代へ継承する使命がある。私たち女性委員会は、平和で人権が守られ誰もが安心して働き暮らせる社会をめざして、これからも青年委員会と情報共有し、運動に取り組んでいく。ともに頑張りましょう」と決意を述べた。

続いて、西本青年委員長からは、DXやAIの加速による業務効率化の取り組みが広がるなど、社会が大きく変化する一年を振り返り、「暮らしに直結する“賃上げ”や“物価高”、“働き方の見直し”といったテーマは、今年一年を通して大きく注目された。そんな中、7月に行われた第27回参議院議員選挙では、若年層の投票率は少し改善されたものの、引き続き政治への関心を高める取り組みが求められている。私たち青年世代は、これからの働く環境をつくっていく当事者だからこそ政治に無関心ではいられない。今年度は青年委員会で政治学習に取り組んだ。こうした活動を継続し、『声を届けることの大切さ』を発信することで、若い仲間がより積極的に選挙に参加できるよう取り組んでいく」と述べた。最後に、「誰かのために行動できる思いやりを持った皆さんだからこそ、今日もこうして集まっていただき活動ができているのだと思う。これからも一緒に支えあいながら頑張っていきましょう」と、力強いあいさつがあった。