連合四国ブロックは、10月10~11日、敗戦・被爆80年の節目の年であることから、平和の尊さ、戦争の悲惨さ、そして核兵器廃絶など、次代に引き継いでいくことを目的とし、青年・女性委員会役員を対象に「広島平和行動」を開催した。
この平和行動には、連合高知10名、連合徳島9名、連合愛媛6名、連合香川5名の全体30名が参加をした。
1日目は、車内学習をしたのち放射線影響研究所(ABCC)※見学を行った。放影研では、まず、「設立されてから現在に至るまでの過程」、「調査の概要、放射線と健康の科学について」などの講義を受けた。その後、施設内の見学を行った。
講師からは、「放影研の研究結果は、被爆者の方々の健康だけでなく、爆心地の特定や、放射線の人体に対する作用により、現在の医療や放射線の安全基準など、さまざまな業務に関連することにも活かされている」ことの説明があり、基礎研究の重要性も学んだ。
夕方には、連合広島青年・女性委員会(事務局含む)10名の皆さんとの交流会を行った。交流会では、連合広島石原副事務局長から、連合広島の青年・女性委員会の「平和運動の取り組み」について報告を受けた後、各テーブルに分かれて意見交換・交流会を行った。
2日目の午前中は、広島平和記念資料館見学をはじめ広島平和記念公園内を自由散策をし帰路についた。