2024年07月24日(水) [ニュース]
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連合高知は7月23日、2024春季生活闘争の中間総括を主な議題とする第70回地方委員会を三翠園で行った。この委員会には32名の地方委員が参加し、「一定のベア獲得を軸に賃上げの流れを継続している」とする中間総括や第50回衆議院選挙の対応方針などを満場一致で承認した。
中間集計の報告では、2008年以来最高水準の賃上げ(加重平均/9,940円 4.16%)になっていること。また、全国の集計結果と比較すると、連合高知の集計は規模間の差が均質的な傾向になっていることなどが示された。
こうした集計結果を踏まえて“まとめ”では、「物価上昇に見合う賃上げには届かないものの、一定のベア獲得を軸に賃上げの流れを継続する状況にある。だが、全国との比較では、規模間格差・地域間格差、業種間格差の拡大は否めない」と全体総括した。そのうえで、今後の課題として「年齢層による賃上げの偏り」や「組織‐未組織間の格差問題」などをあげた。
第2号議案の「第50回衆議院選挙の対応方針」では、「反自民・非共産を基本にしながら、支援・連携する政党の議席拡大をめざす」ことや、「すべての組合員が選挙を通じて現政権に対する意思表示をすること(棄権防止)」などが確認された。
池澤会長は、開会あいさつの中で「これまでの自民一強の政治を転換するために、真に働く者・生活する者に寄り添った政治勢力の拡大に向けて、まずは衆議院選挙・高知1区における武内則男氏の勝利に向けて全力を傾注しよう」と檄を飛ばした。
地方委員会の最後には、「働くことを軸とする安心社会の実現と、働く者・生活者の立場に立つ政治勢力の結集・拡大をめざす」とするアピールを採択し、池澤会長の団結ガンバローで全日程を終えた。
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